残したい建物、消えてしまう風景での 設立オープニングパーティー

残したい建物、消えてしまう風景での 設立オープニングパーティー

”写真と暮らし研究所”の設立オープニングパーティーを致します。

<イベント趣旨>

モノには全て内包された時間があります。
それは原料だった時から完成した時までの制作されていく過程の時間と、
それを人が使用していた時間です。
それは、暮らしの中で何気なく見たり、使ったりしている全てのモノに共通することです。
しかし、そのモノの時間は終わりがきてしまいます。
物質的な限界もあれば、色々な理由から強制的に終了せざるを得ないこともあるかと思います。
建物は、暮らしの中にあるモノでは、他と比べて非常に長い内包時間があります。
そして、それは歴史や思い出が積み重なり、愛着のある存在となっていきます。
人々のコミュニケーションの場所になったり、心の拠り所になったりして愛された印が
いたるところに残されているでしょう。
しかし、終わりはやってくるのです。

無くなった時に、愛された印やその歴史まで消えてしまうのでしょうか?
そうではないと思います。
しかし、心に焼き付いている風景はやがて、風化してしまうのです。

そこで、終わることが決まってしまったけれども、色んな思いが残る建物を公募し、
当研究所の設立発表会を催したいのです。
建物があるということ、また消えていくということは、それだけで
人々の暮らしが大きく変わるということです。
そんなことを考えながら、その建物について、また想いや記録を残すということを
今一度考えるパーティーにできればと思いました。

<公募>

都内近郊の 取り壊しが決まった建物や店舗、消えてほしくない建物や店舗を公募します。
企画意図をご理解いただいた建物のオーナー様に、お話が通っている事が条件となります。
(勝手に近々壊されそう。。。などの噂での応募はお控えください。)

情報やご提案のお送り先は
info@shashintokurashi.com
となります。
お問い合わせフォームからでも大丈夫です。

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