西小山の町歩きに参加してきました。

目黒区と品川区の2つの地域にまたがる西小山の
「町歩き」イベントに参加しました。
町から離れた人、今も住んでいる人、ほとんど関わりのない人
自身と町との距離感はいろいろありますが
町歩きっていう形に落とし込むことができる自治体は
なかなか少ないと思い
とても素敵な試みだと、参加してきました。写真を撮ることが目的ではないので、お話を聞いて歴史を知ったり
現状を把握したりと。
でも実は、それがとても重要で、ただ写真に撮るっていうイベントだと
大切なそういった部分が抜け落ちて、自分本位の捉え方になりやすいのかもです。
いつもはにぎやかなフルーツが揃うパーラーたなかさんも
ひっそりとしていました。
↓昼間のお店の雰囲気。
それぞれが考える自分の町。

だけど、やっぱり外の人がなにかいうのは
違うと思っていて、住んでいる人の声が大事にされるといいのにと思います。
それで、いろいろと変わりゆく町ですが
未来にむけて議論することが必要なのに、東京はスピードが速く
だれも議論しないまま、ビジョンが空白のまま、
どこかの大都市をまねしながらすすんでいるようで寂しいです。
その場所には、その場所にしかない特徴や、時間のながれがあるはずなのにねって。

なにより大事なことは、話し合うこと。みんなが意思をもつこと。
そう思えてならないのです。
だから、町歩きのあとに、参加者の方々がいろいろと思いを伝え合っていて
こういうことが、どこでも当たり前になれたら、日本中の町がもっと人から愛されるのに
...と
思いました。
町歩きの前に、夕方ちょっとスナップして自分なりに歩きました。
桜が七分咲き。

私の当分の目標は
多くの町と関りをもつこと。
そうすることで関係ない顔ができなくなるように、
遠い場所のことも、じぶんのことのように思えればいいなと。

今日もどこかで、日常の風景は変化して。
きっと、もう、二度と戻らない。

写真・文 鈴木さや香

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